《保育士Masamiの情報通信》 vol.7 『アメリカ最大の祝日の1つ!サンクス・ギビングデー&ブラックフライデーとは!?』
こんにちは!Beyond Borderです。
「世界を知る・世界を体験する幼児教育」を提供する『せかいく』で代表を務めるMasamiさんの、パパ・ママ世代の帰国子女 ・ 海外経験者に向け「世界の育児」・「子供にも理解しやすい色んな国の文化」・「グローバル人材の育て方」 などお役立ち情報を配信するシリーズのvol.7です!
今週の木曜日はアメリカの『Thanksgiving Day(サンクス・ギビングデー)』です。
”これが終わらないとクリスマスがこない”
という家庭があるほど、アメリカではとても大切な行事の1つ。
サンクス・ギビングデーの次の日は「ブラックフライデー」なので、一気にクリスマスモードに突入していきます。
日本のニュースでも取り上げられることもある『サンクス・ギビングデー』や『ブラックフライデー』。
けれど、これっていったいどんな日なのでしょうか?
これは、アメリカだけではなく、カナダの祝日の1つでもあります。
アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日がこの日に当たります。
この日は、アメリカ・カナダ共に、「普段は離れている家族も含め、全員が1つの家に集まり、一緒に食事を取りながら神々に収穫の恵みを感謝する日」となっています。
日本のお正月やGWに例えられることもあり、お節料理のように、大量の料理を作って、それを何日かに分けて食べる習慣があるようです。
現代では、「たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な家族行事のひとつ」と捉えられているようですよ。
1620年の11月、メイフラワー号に乗った清教徒が、祖国イギリスから2ヶ月余りの厳しい航海を経てアメリカ大陸(今のマサチューセッツ州プリムス)に、渡ってきた初めての年。新天地を求めてやってきた一団を待ち受けていたのは、厳しい初めての冬でした。
食べるものにも困った一団に、食糧を分け与え、農作物の種を譲って作り方を伝授したり、大自然の暮らしの様々なノウハウを教えたのは先住民であるネイティブ・アメリカンでした。
春がくるまでに半数の仲間を失いながらも、清教徒たちは、先住民にならって勤勉に働き、翌年1621年の11月に、お世話になったネイティブ・アメリカンたちを招いて、初めて収穫した作物や山で獲った野生の七面鳥(ターキー)、そしてタラやマスなど、近くの海の幸を食卓に載せてお祝いの席を開き、友人と神の恵みに感謝(サンクスギビング)した、という史実よるものです。
※出典サンクス・ギビング
このことから、現代の”家族や友人が集まっての食事会。収穫に感謝しながら過ごす、大切な家族行事”という捉え方になっていったのですね。
この日は起源にもあるように、七面鳥(Turkey ターキー)を食べる日であることから Turkey Day (ターキーデー) と呼ばれたりもします。
しかし、1963年頃から、この日に大統領が七面鳥に「恩赦」を与えているそうですよ!面白いですね。
サンクス・ギビングデーが終わると、いよいよ本格的なクリスマスへと準備に入ります。
翌日は「ブラックフライデー」と呼ばれ、伝統的に1年で最も買い物が行われるクリスマス商戦(ホリデーシーズン)の開始日でもあります。
また、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日でもあるため、例年お店の経営が黒字になるのだそうです。
そのことから、サンクスギビングデーの翌日を、「ブラックフライデー(黒字の金曜日)」と呼ぶようになったと言われています。
この日は1年で1番大安売りをする日であるため、お店には深夜 0 時などから目玉商品や破格の割引商品を求めて、人々が行列を成すのです。
その勢いたるや、日本の福袋商戦にも勝るとも劣らない・・・いや、もしかしたらこちらの方がすごいかもしれません。
(なにせ大量のクリスマスプレゼントを買い占めるので。)
もし、この時期にアメリカに行かれるときには、ぜひブラックフライデーの熱気を体験してみて下さいね!
みなさま、初めまして。
ワールドkidsプロデューサーこと、『せかいく』代表の関口真美です。
『せかいく』では親子で世界を知る・世界を体験する幼児教育を提供しています。
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