《留学・海外生活 実況コラム》 女子大生Yukiのブリティッシュライフ【Vol.4】ノルウェー旅行記

北欧のパリ、トロムソへ
 yuki4-3

イギリスから的場優季です!
ヨーロッパに住むことの魅力の一つは何といっても各国への旅行です。比較的小さい国がたくさん集まっている地域ですし、陸路空路ともに発達しているので、少しの移動で様々な文化や気候を楽しむことができます。今年の冬休みはノルウェーに行ってオーロラを観てきました!!

今回わたしが訪れたのは、トロムソという北極圏のパリとも言われる観光都市で、オーロラのホットスポットです。途中で飛行機の乗り継ぎをした首都オスロでは空港から出て市内まで行き、ノルウェー人画家ムンクの「叫び」も観てきました。

 

美しい星空に囲まれて

プロのガイドによるツアーではオーロラ観測にパーフェクトな環境が提供され、街中では観ることのできない星空とそして何より滅多に観られないレベルのオーロラを観られる確率が格段に上がるのではないかと思います。明り一つない山奥まで連れられ、全身完璧な防寒具を借り、カメラで上手く撮る方法を教えてもらえました(オーロラはスマホでは写りません!)。トロムソはホットスポットというだけあり、ステイしていたコテージからも毎晩観ることができた私たちは幸運すぎて実感がありませんが、アイスランドやカナダなどで四回も挑戦してまだ見られていない友人もいるくらいオーロラはレアな現象なのです。

肉眼で見るオーロラ、カメラごしのオーロラ

 

yuki4-4

三脚を立て星空にカメラを向けて一枚目を撮ったとき、「これがオーロラだよ」と画面を指されて驚きました。オーロラはそこまでの強さではなかったので、肉眼では見られなかったのです。

それから時間が経つにつれオーロラも強さを増し、肉眼でも白っぽい明かりから緑色になってきましたが、その頃わたしのカメラは寒さでバッテリーがあがって使い物にならなくなりました。色は肉眼より写真の方が強く出ますがどちらも美しく、また肉眼で見るオーロラは規模の大きさに圧倒されます。この夜二回だけオーロラストームと呼ばれる、竜巻のように激しく夜空一面を通り過ぎていくオーロラを観る ことができましたが、これも言葉にしがたい感動的な瞬間でした。

オーロラに飽きるという贅沢、その時!

yuki4-2

ガイドさんたちの観測に従って場所も移動し、絶えることのないオーロラのカーテンの中数時間、若干飽きてくるという贅沢すぎる気分を抱え真夜中を迎えた頃、紫の明かりが空を横切りました。色の違いはオーロラの高度の違いによるもので、観られたのはこの一回、時間にして一分ほどだけでした。ガイドの二人はこれを待っていたのか!と言うタイミングでした。彼らの本物のプロフェッショナルなパッションと、ラッキーな天候のお陰としか言いようがありません。

ノルウェーの醍醐味

トロムソでは他にトナカイのシチューを食べたり、ローカルマーケットで鮭と鱈を買い鍋をしたりしました。イギリスで美味しい魚にありつける機会は少ないので、日本人としては大満足の食生活でした。街はこぎれいで、人々はフレンドリーというよりは少し距離がありましたが静かで、日本人と似た雰囲気を感じました。日照時間は午前11時から14時過ぎまでと短く、気温もマイナス10から17度でしたが、気温以外は非常に住みやすそうな国です。また、オーロラは観察が難しくなりますが白夜の季節に訪れるのも楽しいかもしれません。ヨーロッパを旅行する際は北欧もオススメです!お読みいただきありがとうございました !

idcbweovyfnwovlreunbveroblnfboiurgneb;eolbunem;obn

登録

会員登録は簡単・無料!
今すぐ役立つ限定情報をGETしよう。