《留学・海外生活 実況コラム》 アメリカ院生 Asukaの〜日本語教師を目指して〜 【vol.5】
VO.5 〜「行きたい!じゃあ、やろう!」
行動力で実現させたアメリカ大学院での”日本語教授法”〜
こんにちは\(^o^)/米国インディアナ州の大学院で、日本語教授法を勉強中の松田明日香です!
早いもので、渡米してから5ヶ月が経ちました。
今回は「日本語教授法をなぜ”外国で”学ぶのか」についてです!
まず、わたしの専攻である”日本語教授法”ですが、これは「日本語が母語じゃない人に対して日本語を教える」というイメージです。なので、日本でいう”国語の先生”ではなく、外人向けの日本語学の教師ということになります。
どちらにせよ”日本語を教える”ということなのですが、
『それを学ぶ為になぜ海外の大学院に進学する必要があるのか…?』
という質問は、実際に渡米前や進路決定の際に色々な人に聞かれました。単純に考えて、日本語を教える方法を習うなら日本じゃダメなの?日本でやるのが一番いいんじゃないの?って思いますよね(笑)
わたしが、外国にこだわった理由は、主に2つあります。
まず、将来を考えた時、海外で仕事をしたいと思ったからです。
日本で働きたいという気持ちもゼロではないですが、それよりも「外国で日本語を教えたい」と思っていたので、そのためには海外で学ぶことが大事かなと考えていました(^ ^)
もちろん、日本でも早稲田大学をはじめ、多くの日本語教授法コースが充実している大学や院はあります。実習として海外に教えに行くこともできるプログラムもあります。ただ、日本でコースが開講されている以上、日本語で授業を受け、日本語で教える練習をし…と、日本語でのinput ←→outputがメインになってしまうだろうと思いました。私は、英語が好きなこともあり「日本語だけでのinput/ outputでは物足りないだろう」「自分の将来とは方向が少しちがうのかな」と、外国の院を探す流れになりました。
実際に今いる大学院では、授業から TAの仕事から日々の課題まで、全てを英語で行っています。
まず授業は、日本語学科の必修以外は全て英語です。(必修の授業は、日本人の教授に日本人の院生だけだからです。)宿題であるreadingや課題のエッセイも全て英語です。TAでも、秋セメはJapanese101というvery beginnerレベルを教えていたので、英語と日本語を混ぜて教えていました。できるだけ日本語を話し、ゆっくり話したり何回も言ったり、ということもあるけれど、文法や大事なお知らせなどは、ほぼ英語です。既習文法であれば日本語を使いますが、授業外で質問にくる学生には、英語で対応しています。
そして、二つ目の理由は授業料免除です(笑)
もちろん「ここのプログラムが〜〜」とか「TAが〜〜」などの理由もありますが、現実的にまずはお金の問題でした(笑)以前のコラムでも書いているように、アメリカの大学院は授業料免除やTAshipなど、金銭的なサポートが充実していると思います。なので、海外の大学院の中でも、アメリカをメインに探しました。(他にもドイツやスウェーデン、オーストラリアを探しました。)
なぜ外国で日本語教授法を学んでいるのかという理由は、本当に人それぞれです。同じ分野にいても、人の数だけ理由があって、理由はちがうのに同じ分野にいる、ということがとても不思議でおもしろく、私はそういう人の話を聞くのがすごく好きです\(^o^)/ 色々なバックグラウンドを持った人達と交流することで、自分の興味や関心も広がっていきますよね!
わたしは、あまり深く考えず、そのときの感情などで直感的に動くタイプなので、なぜ今ここにいるのかという決定的な根拠は正直ありません(笑)そんなの人それぞれで良いんです(笑)「行きたい!じゃあ、やろう!」わたしの場合は、それだけです(笑) もし詳しく知りたいことなどあったら、コメントやメッセでも何でもお待ちしております( ´ ▽ ` )ノ
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