《保育士Masamiの情報通信》 vol.12 『外国語の発音を気にするのは真のグローバル人とは言えない!』
こんにちは!Beyond Borderです。
「世界を知る・世界を体験する幼児教育」を提供する『せかいく』で代表を務めるMasamiさんの、パパ・ママ世代の帰国子女 ・ 海外経験者に向け「世界の育児」・「子供にも理解しやすい色んな国の文化」・「グローバル人材の育て方」 などお役立ち情報を配信するシリーズのvol.12です!
皆さんは、外国語を話すときに何を気にしますか?
文法?単語力?発音?
日本人は「外国語を話せます!」とはなかなか言いません。
それは、完璧主義だからか、「話せる」ということは、文法も発音もネイティブ並みに出来るようにならなければいけないと感じているからだと思います。
しかし・・・発音がネイティブ並みにできるとはどのようなことでしょう?
それって気にするべきところなのでしょうか?
発音は気にしなくていい
インターナショナルスクールにいると、海外から戻ってきたお子さんの親御さんが、
「うちの子の発音が日本人の英語になってきている!」
と話をされることがあります。
新年度の説明会でも、「発音」を気にしている親御さんを見かけました。
しかし、日本人英語の発音の何がいけないのでしょうか?
英語にも様々な発音がある!
地球にはたくさんの国があり、たくさんの言語があります。
その中で共通語とされているのが英語というだけです。
海外に旅行や留学に行かれたことのある方ならよくお分かりかと思いますが、インド人の英語にはインドなまりがあります。
アフリカ英語ならアフリカなまり、オーストラリアならオーストラリアなまり・・・といった具合に、英語にもたくさんの”発音”があり、様々な英語を話す人が大勢います。(ここではそれを分かりやすく、”なまり”と表現しましたが。)
例えアメリカに生まれ育った方でも、環境によってはスペインなまりの英語を話すかもしれません。
しかし・・・それらをいちいち指摘する人がいるでしょうか?
それを聞いて、「あの人はなまっている」と見下すような人がもしいたとしたら、その人は外国語以前にそもそも人間が出来ていません。
完璧な発音をすることが偉いわけではない!
外国語というのはあくまでも「コミュニケーションツール」の1つです。
日本にいる外国人の方が片言の日本語を話しているからと言って、それを指摘したり、見下したりすることはないですよね?
きちんと通じるし、頑張って日本語を話してくれているのだなぁとむしろ嬉しく感じませんか?
外国人にとっても、それは同じです。
様々な人種がいるアメリカやその他の国で、”発音”を気にする人はほとんどいません。
発音が完璧なことが、必須なわけでも偉いわけでも決してないと知っているからです。
真のグローバル人になることを意識しよう!
グローバル化とは地球に住むすべての人々のことを思いやり、考え、価値観を共有しながら一緒に過ごしていくことです。
その中で、発音とはちっぽけなものなのです。
もっと大きな視点で物事を捉え、地球全体・地球に住むすべての人を意識しながら育っていくのが、これから求められる「真のグローバル人」だと思います。
小さなことは気にせずに、地球全体とコミュニケーションを取れる技術を学んでいきましょう!
みなさま、初めまして。
ワールドkidsプロデューサーこと、『せかいく』代表の関口真美です。
『せかいく』では親子で世界を知る・世界を体験する幼児教育を提供しています。
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