《セミナーレビュー》Vol7 You’re special just the way you are 自己分析講座 16年3月
悪魔の主観が光る・自己分析セミナーレビュー
こんにちは! Beyond Borderです。
3月12日に行われた「自己分析セミナー」のレポートをお届けします。
講師はBeyond Borderのメンバーである健太さんの英語の先生だったというトムさん。
コンサル企業で長年勤めた後、現在は音楽機器系ベンチャーのCOO(最高責任者)をされています。
今回のセミナーでは
1. Are you special?
2.出口戦略(Exit strategies)
3. Why you are doing what you do?
4. メメント・モリの死生観
の4つの観点からの自己分析についてお話をして頂きました!
「あなたは自分のことを特別だと思いますか?」
トムさんのこの投げかけから始まったセミナー。
中々自信を持って「はい」とは答えられない私達に
「何で?」「どうして特別だと思えないの?」と切り込んでくるトムさん。
「自信がないから」「自分の長所だと思うところも、他にもっと優れた人がいるかもしれないから」
自分の強みを一応自覚はしながらも、それを声に出そうとはしない。日本人特有の謙虚さもあるのでしょうか。
でも、「特別か?」と言われて「特別だ」と即答できる人の方が少ないですよね。
そんな私たちに、
「他人と比較する必要はない」と、トムさんは言います。
例えば他の誰かがある一点で自分より優れた能力を持っていたとする。でも、だからってその人があなたより優れた人間だということにはならない。ある一点においてあなたよりも優れているというだけで。あるいは、ある一点ではあなたはその人より優れているかもしれない。
だから、自分の特別さについて考える時、他人と比較する必要はない。そんな考え方が自分の強みに自信を持つには必要なようです。
国内のコンサルティング企業に長年勤めていたトムさんは、ある時
「自分は何のために仕事をしているのか?」
という壁にぶち当たったことがあるそう。
たとえ高い給料を貰ったとしても、同じことを繰り替えすことは面白くない。そう感じたトムさんは、突如社長に辞令を出し、会社を辞めました。
今の仕事は前の会社よりずっと給料も低いけれど、自分のやりたいことをやれている、とトムさんは言っていました。
働くことは生きること。
ー自分のスキルを何のために使うのか?
ー何のために仕事しているのか?
その問いかけを忘れずに、自分の満足できる環境に身を置きましょう。
なぜみんなアップルを買いたがるのか?
スマートフォンで有名な”Apple”と”Samsumg”。実はサムソンの方が画質や機能の点ではアップルより優れている、しかし人々はアップルのスマートフォンを買いたがる。実際、日本でのスマートフォンシェアはサムソンが10%弱なのに比べて、アップルは60%を超える。
それはアップルの”why”である、「常識を覆す」というイノベーティブ精神、誰でも使える・誰でも買えるケータイを作りたいという思いに顧客が惹かれるからだ。
People dont buy what you do, but buy why you do
人はあなたが何をしているかを買わないが、なぜしているかで買う。
それは、「何でやりたいか」がわからなければ誰も納得しないから。
“why”から始めれは、同じ「なぜ」を持っている人たちが自然と集まってくるということですね。
The are only 3 things could be guaranteed in you life. being born, paying tax, dye
人生で約束されているのはたったの3つだけ。生まれること、税金を払うこと、そして死ぬこと。
メメントモリとは、ギリシャ語で「自分が必ず死ぬことを忘れるな」という意味。
私たちは当たり前に明日が来ると思って毎日を過ごしているけれど、
「明日がある」かどうかはわからない。次の瞬間に死んでも後悔しないかで行動を決めていくべきだ、とトムさんは言います。
ー「今やっていることに意味があるのか?」と自分に絶えず問いかけながら毎日を過ごすこと。
ーconviction(信念)を持つこと
それが後悔しない日々送るための、ポイントです。
自分のやりたいことをやって毎日を過ごしたい、というトムさん。
現在ベンチャー企業のCEOを務める傍ら、将来の目標があるそう。
それは、地方に行って企業を育てること。具体的には沖縄でIT企業を育てたいそう。
「失敗してもやりたいことのために経験を積んでいきたい。」
また、就活での面接についてのポイントについて
”自分で信じて主張できるもの”があれば、同じ思いを持つ相手には必ず伝わる
自分の信じていることと一致している会社を選ぼう
確立した自己を持とう
いつまでも向上心を持って自分と向き合うトムさんに、私たちも勇気を貰いました!
ありがとうございました!
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