《保育士Masamiの情報通信》 vol.8 『世界の珍しいアレルギーについて』
こんにちは!Beyond Borderです。
「世界を知る・世界を体験する幼児教育」を提供する『せかいく』で代表を務めるMasamiさんの、パパ・ママ世代の帰国子女 ・ 海外経験者に向け「世界の育児」・「子供にも理解しやすい色んな国の文化」・「グローバル人材の育て方」 などお役立ち情報を配信するシリーズのvol.8です!
今日はアレルギーについて。
少しでも、身近にあるアレルギーに気づいてほしくて書かせていただきます。
一言にアレルギーといっても実に様々な種類があります。
食物アレルギーは有名(?)ですが、他にも動物アレルギー、フルーツアレルギー、金属アレルギーなどなど…
花粉症もアレルギーの一種です。
今日はその中でも珍しいアレルギーを紹介したいと思います。
これはゴム手袋などに使われる素材のラテックスというものに反応してしまうアレルギーです。
メロンや桃などの成分にも反応してしまうため、ラテックス・フルーツアレルギー症候群とも呼ばれるそうです。
これは文字通り、下着を着ると反応してしまうアレルギーです。
多くは下着に使われているポリエステルに反応しているため、素材に気を付けることが必要です。
青色の塗料、青色の服、青色のソーダジュース…などなど、とにかく“青”に反応してしまうアレルギーです。
紫外線に反応すると皮膚がただれてしまうことがあるため、外に出るのは命懸けです。
自分の汗や涙、唾液にも反応してしまいます。
起きているときだけではなく、寝ているときにも注意しなければなりません。(寝汗)
これは世界でも30人ほどしかいない、極めてまれなアレルギーです。
もちろん水は飲めないので、牛乳や紅茶など、飲めるものを探さなければなりません。
お風呂やシャワーにも入るのが難しいため、ある女性はシャワーは1週間に一度、浴びることのできる時間はわずか1分だそうです。
砂に触れることで症状がでます。
触ったところの皮がむけて、血だらけになってしまうことがあります。
この場合、もちろん砂遊びは厳禁です。
他にもプラスチックアレルギー、グルテンアレルギー、中には愛アレルギーなど、世の中には実に様々なアレルギーがあることがわかっています。
いずれも程度によってはアナフィラキシーショックを起こす可能性があるものばかりです。
お子さんの体に何かしらの反応が出た場合には、食物だけではなく、周りの様々な環境を疑ってみて下さい。
アレルゲンになるべく早く気づいて環境を整えてあげることが、親と子、双方にとって、とても大切なことですよね。
ぜひ、こんなアレルギーもあるんだ!と、知識として知り、理解いただけたら幸いです。
みなさま、初めまして。
ワールドkidsプロデューサーこと、『せかいく』代表の関口真美です。
『せかいく』では親子で世界を知る・世界を体験する幼児教育を提供しています。
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